家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
予習もばっちりしたところで
今日はブラジル版バーベキューです。
目指すは、シュラスコの名店バルバッコア・グリル!!
ここのお店は、あちこちに支店があるのですが
今日伺ったのは渋谷店
入ってまずびっくりしたのは、女子の多さ。
お客さんのほぼ8割は女子。
入ってすぐにサラダバーがあって
野菜の種類も多さも、本当に充実しているし
スイーツもあるし
お肉は食べ放題なので、肉食女子には聖地ですね、ここは。
さてさて、まずはお肉の前にサラダを。
あまりたくさんサラダを食べすぎるとお肉が食べられないし
でも、野菜の種類がたくさんで、どれもみずみずしくておいしそう
ブラジルの煮込み料理やラザニアなどもあるので迷ってしまう。
とりあえず、おいしそうな野菜をいろいろ
中央に乗っかっている白いものは
パウミットというもので、ヤシの芯の部分だそう。
ちょっと酢漬けみたいになっていて
薄い皮が何層にも重なっている感じやコリコリした食感は、まさにタケノコです。
低カロリーで食物繊維も豊富なので、健康食としても人気だそう。
せっかくなので、ブラジルの代表的な煮込み料理
フェイジョアーダも。
これは、豆と肉のいろんな部位を煮込んだ料理。
ブラジルでは、日常食ではなく、ハレの日のごちそうなんだって。
一緒に盛り付けたのは
フォロッファといわれる定番の付け合わせで
マンジョッカ芋(キャッサバ芋)の粉とたまねぎ、ニンニクなどを炒めたもの
さらに、私は、ケールの炒め物も一緒に添えてみました。
ケールもブラジルで栽培されていて
日本だと、青汁にして飲む以外、あまり料理で使うことがないし
そもそも、ケール自体があまり流通していないけれど
ブラジルでは、こんな風に炒めて食べるのが一般的なようです。
ウオーミングアップもそこそこに
肉を持ったパサドールという人たちが、焼きあがったお肉をもってテーブルを回ってきてくれます。
お肉は牛肉から鶏肉、豚肉、鶏の内臓など、いろいろ
牛肉はいろいろの部位があるけど
一番人気は、やっぱり、ピッカーニャといわれるランプ肉
お尻の部分の肉ですね。
確かに人気なだけあって、赤身でやわらかくて、うまみがあって
う~ん、おいしいです~。
サーロインや、モモなど
いろんな部位と食べ比べてみるも楽しく
豚肉や、グリルチキンなども、焼き方が上手なのか、とっても柔らかくてジューシーです。
ニンニク誰と、玉ねぎの入った酸っぱいソースがあるのですが
私は、なにもかけずに食べても十分おいしいと思いました。
さらにさらに。
焼きパイナップルも忘れずに食べなくっちゃ。
これも、テーブルのところで焼き立てを切り分けてくれるので
甘くてすっぱくておいしい!!
うっかり忘れるところでしたが、ブラジルといえばバォン・ジ・ゲイジョ!!
日本のパン屋さんでも売っているので、今やすっかりおなじみになっているチーズ入りのもちもちパンです。
もともとは、ヨーロッパ風のチーズ入りシューを作ろうとして
ブラジルのパンで使うキャッサバの粉を使ったら、うまく膨らまずにモチモチになってしまい
失敗したなと思ったんだけど、食べてみたらおいしかったので
それがそのまま定番料理になったようです。
出来立ては、表面カリカリの、中もちもちでメチャウマです。
ではでは、最後にデザートを
結構おなかいっぱいですが、別腹ということで。
ブラジル風プリン(コンデンスミルクが入っていて、日本人には懐かしい感じの固めのプリン)
ナタデココのアサイークリーム和え
チョコレート
バナナケーキなどなど
どれも、シンプルで素朴な味で
日本人には、むしろどこか懐かしさを感じるようなおいしさでした。
ちなみに、ブラジルは、ビールもワインもオリジナルなものがあるようですが
私は、下戸ということもあって、
ひたすらマテ茶。
マテ茶は、食べるサラダと言われているくらい、ビタミンミネラルが豊富なお茶。
ちょっと苦い味が、お肉にも合います。
ということで、ブラジル版バーベキュー、おなか一杯の大満足でした。
ちなみに、私の横のテーブルには、ボデイービルダーらしきお兄さんが2人
久しぶりに、こんな間近でムキムキお肉の逆三角形の素晴らしい体を拝見しました。
それにしても、すばらしい食べっぷりでした。
コメント