家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
撮影4日目。
だんだん体はきつくなってきますが、撮影のほうは至って順調
とってもいい感じです。
それにしても、普段家で仕事をしているので
毎日仕事のためにお出かけをするというのは、なかなか大変だなあとあらためて思います。
毎日お勤めされている方はすごいなあとあらためて思う。
さてさて、今日の晩ごはん。
仕事が終わって帰ってきて夕飯を作る
普段、こういうシチュエーションがないので、
逆に、こういう状況の時に、
どんなものが食べたかったり、どれくらいのレベルのものなら作れたりするのか
何ができなくて、どんなことならできるのか
そんなことの一つ一つ、
自分の気持ちと周りの状況をきちんと見つめて
小さなことも見落とさないように、と思っています。
家庭料理研究家っていうだけで
家庭料理のことを何でも知っていると思うのは大きな間違いで
普段家にいて、いつでも買い物に行けて
冷蔵庫には豊富に食材があって
そんな状況の中で毎日料理を作っていると
見失うことも確実にあるということを、肝に銘じなくては。
そういう意味では、この数日間は
結構遅い時間まで外で働き
スーパーによる時間ももどかしく家に帰ってきて
帰る道々、冷蔵庫に何があったかなあと思い出しながら献立を立て
家にあるものだけで夕飯を作ってみるという機会と時間を大切にしました。
冷蔵庫の中は、かなりスカスカで残り少なくなってきています。
そんな中で、今日作ったものは
豚肉となすのキムチ炒め
えのきとピーマンのナムル
わかめかき玉スープ
キムチがほんの少し残っていたのを思い出し
そうなると、なんだか急に辛いものが食べたくなってきて
豚肉となすをキムチと一緒に炒めることにしたのでした
でも、キムチがほんの少ししかなかったので
コチジャンを入れて、辛みをプラス。
本当は、ニンニクなんかもガンガン入れてパンチをきかせたかったんだけど
明日も仕事なので、しょうがだけでガマン、ガマン。
でも疲れた時のピリ辛料理は結構いいですね。
これに合わせる副菜は、逆に辛くないもの。
えのきとピーマンのナムル。
えのきとピーマンをレンジにかけて
塩とごま油でシンプルに。
たっぷりのすりごまも加えてミネラル補給。
スープはわかめと卵。
煮干しのだしにわかめと卵、おろししょうが、ごま油
優しい味のスープも、疲れた体にはききます。
冷蔵庫にあるものだけで作ったシンプルな献立
でも、ピリ辛味と、やさしい味のものと
そういうバリエーションをつけることで、有り合わせのものでも満足のいく献立になりました。
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