でいりいおくじょのBLOG

2020.08.11

映画日記「サロゲート」

ちょっと前の新聞で、京大総長の山極先生が話題にされていた映画

気になったので見てみました。

 

「サロゲート」

 

SF映画です。

 

人は、家にいながら操作できる人型ロボットが開発され

世界の人口の98%が、その人口ロボット“サロゲート”を使うようになりました。

 

サロゲートを使うことで

病気やけがの心配もなく、外出ができ

年も取らないし、美容整形の必要もありません。

 

ずーっと家にいながらにして

サロゲートを操作しながら、人々は日々暮らしているので

犯罪や事故、差別なども、劇的に減っていきます。

 

一見、とても理想的な社会のように見えるのですが‥。

 

ある日、一人の青年が襲われて銃で撃たれる事件が起こります。

 

討たれたのはサロゲートなので、ロボットが壊れるだけのはずが

そのサロゲートを操作していた本人まで、亡くなってしまうんです。

 

本当なら、そこで安全装置が働き

サロゲートとつながっている本人は無傷のはずなのに・・。

 

亡くなったのはサロゲート開発者の息子。

なぜ、安全装置が働かなかったのか。

 

そこから、物語が大きく動き始めます。

 

・・・・と、それ以上書くとネタバレになるので、つづきは是非見てください。

最後まで、ハラハラドキドキ

最後の終わり方は手に汗握り、

ああ~どうする~????って思いましたが

私的には納得でした。

 

ところで

自分は家にいながら、ロボットを操作して

社会生活のすべては、ロボットの姿で行うというのは

いったいどうなんだろう?って私は思いました。

 

一見快適に見えるけれど

安全かもわからないけれど

やっぱり、何か不健康な感じがして。

 

この、コロナの状況で、このサロゲートが開発されたとしたら

医療現場とか、人と接触しなけれならない仕事の方は

助かるのかなあとは思いますが

社会生活のすべてが、そうなった時

やっぱり、人と人とのかかわり方そのものが、ずいぶん変わる気がしました。

 

やっぱり人と人との関係って

その人の、顔色とか、話す表情とかから

今日は疲れているなあとか、ちょっと元気ないけれど何かあったのかなあとか

言葉にならない、何かを察しながら、

少しずつ、分かり合っていくもんじゃないかと思うんだけれど

 

ロボット通しでは

いくら会話をしても、やっぱり、遠い気がしてしまう。

 

そういう意味では

やっぱり、人と人が、会って話をするって、すごく大事だなあって改めて思いましたね

 

これって、まさに、今の状況ですけど。

 

メールは便利だけれど

やっぱり電話で話をした方がいいし

 

リモートもいいけれど

やっぱり、実際にあった方が、絶対に良い。

 

改めて、そう思いました。

 

まだまだ、それが当たり前にできない状況だけれど

コロナが収束したら。

思いっきりお出かけして、いろんな人と話をしたい

そんなことを、切に思いました。

 

2020年8月10日映画日記「サロゲート」

コメント

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「送信」ボタンを押してください。

PageTop