でいりいおくじょのBLOG

2016.10.16

鶏ときのこのシンプル水炊き

いよいよ撮影も最終日です。

最終日はいつも、一つ一つの料理の撮影が特にいとおしく

順調に終わることを祈りながらも
 

心のどこかで、このまま終わらないでほしいなと思っていたりします。

そんな気持ちで撮影しているのに、あっけないくらい順調に終わってしまい

最後は、コーヒーとお菓子を食べて、撮影の無事終了をみんなで祝いました。
 

今回の撮影は、かれこれシリーズ3回目。

ほぼ同じメンバーなので

撮影の初めは、お久しぶり、お元気でした?でスタートして

撮影の終わりは、また次回よろしくお願いしますで終了。
 

さみしい気持ちもあるけど、また次回会える楽しみもあります。

とにかく、一つの撮影が終わって、ほっと一安心。
 

さて、今日の夕飯です。

我が家の冷蔵庫は、もうかなりスカスカでほとんど食べ物がないので

今日は久しぶりに買い物に行ってみました。
 

ところが、しばらくぶりに行ってみると、1週間前より、ますます野菜が高騰していて

びっくりです。

ひえええ~っ。
 

あまりに野菜の値段が高くて

何を食べればいいのか、しばし悩みましたが

いろいろ考えた結果、今日は鶏ときのこの水炊きに決定!
 

比較的安い白菜と、キノコを数種類

なんの特徴もない、普通の水炊きです。

こういう普通の鍋が、疲れた体には一番おいしいし

おうちで食べるごはんって感じでいいかなと。
 

おしゃれやステキなのも、悪くはないですが

シンプルで、普通なのが一番ほっとするのは私だけでしょうか?
 

明日からは

次の本の撮影に向けて、気持ちを一気に切り替えないといけないので

そんな終わりと始まりの気持ちのバトンタッチをするためには

こんなシンプルで普通なお鍋が、心にも体にもばっちり効くような気がしたのです。
 
 

お鍋のベースは昆布と多めの日本酒。
 

日本酒を多めに入れると日本酒がだし代わりになり

ぐっとおいしい鍋スープになります。
 

鶏もも肉は一口大に切って、強めの塩をまぶし

昆布だしが沸騰したところで投入。

鶏肉に塩をして入れることで、鶏肉にした味をつけつつ

これでお鍋のスープにもいい感じの味がつくのです。
 

ざく切りにした白菜を入れたらふたをしてちょっと煮込み

白砂がくたっとなったら、数種類のキノコと豆腐も入れて

後は食卓に運んで出来上がり
 

鶏の野菜を煮るだけの水炊きですが
 

ちょっとだけ手をかけることで、ワンランク上のおいしさになります。

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