でいりいおくじょのBLOG

2021.05.31

映画日記「キャスト・アウェイ」

最近、いろんな方から面白い映画を教えてもらうことが多く

見たい映画は、増えていく一方ですが

なかなか、見ることができません。

 

というのも、

毎日お風呂で見ているの

連続テレビ小説のように、一日15分とか

切りながら、見ているからでして

一本見るのに、大体4~6日くらいかかってしまうんです。

 

でも、そうやってみるのも慣れてくると、結構楽しく

毎日のお風呂タイムは、わくわくします。

 

さて、今回見終わったのは

「キャスト・アウェイ」

 

トム・ハンクス演じるチャック・ノーランは

世界宅配便会社の敏腕システム・エンジニアで

バリバリのやり手。

 

そんな彼の乗った飛行機が

ある日事故にあい、彼はなんとか助かるのだけれど

たどり着いたところは、なんと無人島。

 

そこで、彼の生きるための、様々な試練が始まります。

 

飲み水の確保をするにも

ココナツの実が割れない。

 

岩にぶつけて割ろうとすれば

無理やり力で勝ち割れば、中のジュースはこぼれてしまう。

 

火がないから、

魚やカニを取っても、料理ができない。

 

そこからの、彼の生きるための葛藤は

吉村昭の「漂流」という小説を思い起こしました。

 

とにかく、水の確保

そして、食べられるものを何とか食べること。

 

火をおこすこと

(火を起こせたことで、生活はかなり改善されました)

 

そして、仲間。

 

飛行機が墜落したときに

積んでいた荷物も一緒に、海に散らばって

それが、彼のいる島に流れ着いてきて

 

最初、それは、お客様に届ける荷物なので

大事にとっておいたのだけれど

封を開け、生きるために使えるものは使っていくことにするんです。

 

その中に、バレーボールがあって

 

それに顔を書いて、ウイルソンと名付けます。

 

彼はバレーボールのウイルソンと恋人のケリーの写真を

心の支えにして、孤独と戦っていきます。

 

そうして、

あらゆる知恵を使い、

最終的に

彼は、この島から抜け出し

もとの世界に戻っていくのですが

 

実は、そこにもまた、試練が待っています。

 

 

この映画を見て、思ったのは

あの時、こうしていればよかった

あの時、ああしていれば、違う人生になっていただろうか

 

というようなことを思いがちだけれど

 

常に、自分の前には、複数の選択肢があって

その一つを選んで前に進んでいるわけです。

 

そうして、ああ、あの時に、それをしなかったらと思いがちだけれど

それでは前に進めない。

 

生きるという事は、

とにかく前に進むこと。

 

どんな道を選んだとしても、

常に自分の前には、新しい道があって

 

それを選んだなら

その道の先にあるものが自分の人生だと思って

精一杯生きていく

淡々と生きていく

 

そういう事なんじゃないかなと思いました。

 

今、どうするかによって、新しい道はそこから始まる。

自分が精いっぱい生きようとさせしていれば

目の前にはたくさんの可能性がある。

 

前に進め、一歩進め

そんな風に背中を押していれる

いい映画でした。

 

でいりいおくじょの2021年5月30日映画

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