家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
年齢を重ねることで
学んだことがあるとしたら
やらないという選択ができるようになったことかなって思う。
若い時は
とりあえず、前に進め
やるか、やらないか迷ったら、とりあえずやってみよう
当たって砕けろ、おおーーーーっ!!!
みたいなノリできたんだけれど
最近は
やるか、やらないか迷ったら
それって、本当に自分のやりたいことなのか
って、じっくり考えるようになりました。
いやあ、私も大人になったわ。
体力も気力も確実に落ちているので
できることの限界が確実にあって
それが少しわかってきたのです。
なんとかなるって思っていても
どうにもならないことも多々あるのが
現実として目の前にある。
人生、もう折り返し地点は過ぎたので
これから先は
本当にやりたいこと
自分のやるべきことを
きちんと見極めて
本当にやるべきことを丁寧にやって暮らしたい。
そんなことを思う今日この頃。
しつこいようですが
いやあ
大人になりました~。
コメント
ご馳走を毎日食べないという選択もあり、ですよね。若い時は連日ご馳走だと嬉しかったのですが、年齢とともに単純だけれども美味しいものがあるとわかるようになる。美味しさにも種類があって、その種類が増えてくるというか。ご馳走は毎日食べないほうが食べた時の美味しさが際立ち、ご馳走の後の慎ましい食事もしみじみ美味しいと感じる。結局いつも何をいただいても美味しいという仕合せな人生をおくらせてもらっています。
コメント、ありがとうございます。
確かに、ごちそうとか、美味しさとか、幸せとか
若い時とは、違ってきています。
私も、ぜいたくなものがごちそうだとは思わなくなりました。
そういうごちそうは、たまに食べるからこそ、いいのだとも思います。
ああおいしいなあ、って思って食べる事
それこそがごちそうであり、幸せですねえ。