家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
マーボー豆腐をにほんに広めたとされるのは、故 陳建民さん
子供の頃に、「きょうの料理」を見ながら
見たことも、食べたこともない料理に
おおーって思っていました。
その陳建民さんのマーボー豆腐の特徴は
豆腐を下茹でして使うんです
確かに、豆腐を下茹ですると水分が抜けて
ちょっと身がしまり
水っぽさが抜けるので美味しくなります。
一時期、私も真似をしてやっていました。
でも、豆腐を下茹でするのがめんどくさく
さっと水を切った方が
簡単だし、水っぽさも抜けていいんじゃないかと思うようになりました
その後は、軽く豆腐の水を切ってから、
料理に使うことをやっていた時期が続きます。
ところが
それも、なんか納得できないところがあって
というのも
そもそも、豆腐は中国から伝わったものではあるけれど
日本の豆腐と、中国の豆腐って違うと思うんですね。
何が違うか
一番大きな違いは水です。
日本の豆腐って、やっぱり水の美味しさで美味しくなっているところがあるから
その水を捨ててしまう料理法が、
私はどうしても納得いかないのです。
豆腐を味わうなら
豆腐の水も含めて
全てのおいしさを味わうべきだと思うのです。
そんなわけで、
下茹ではしない
その代わり、豆腐自身の水を上手に利用して
豆腐の水をだし代わりにしてしまう料理法に行きつきました。
今日のYoutubeで紹介している肉豆腐は
まさに、そんな肉豆腐
豆腐の水分を抜いて豆腐の旨味をアップさせ
出てきた水分をそのまま煮汁にしてしまおうというわけです。
豆腐の美味しい水(中には栄養も含まれている)を無駄なく使うことで
手間をかけずにおいしくなる!!
しかも
豆腐は加熱しすぎない方が、断然おいしい
だから、さっと加熱で味が染みる方法も考えました。
今日のYoutubeでは、そんな奥薗流・肉豆腐を紹介しています。
是非作ってみて下さい。
(1447) マスターすれば一生もん♪豚肉で作る肉豆腐。サッと加熱で味しみしみ。豆腐が旨い!肉が旨い!!<奥薗流・肉豆腐> – YouTube
コメント
懐かしいです。私も陳先生の出てらっしゃる番組、好きでした。アシスタントの女性アナウンサーが陳先生の日本語を視聴者がわかり易い日本語に言い換えられるのが、”本格中華”を説明しています!という感じが出ていて楽しかったです。御子息の健一さんをメディアでお見かけする度、お父さまを思い出します。
日本の家庭に中華料理を広められた功績は大きいですよね。
私も小学生のころ、テレビで見て、
すごいなあって思っていました。
冬場によくお豆腐をレンジで温めてなんちゃって湯豆腐を作ってます
もったいない精神から出てきた水分も捨てずに調味料で少し薄まるからいいやと思って半信半疑で飲み干してたんですけど間違ってなかった?んですかね!
昔はお豆腐の味自体がそんなに好みではない方だったんですが豆腐はやっぱりヘルシーだし身体にも良いし…年を重ねてからわかるようになってきて今では積極的に取るようにしてます
米とか、豆腐と、水とか
本当に味がわかるようになるには、ある程度歳をとらないとだめなのかもです。
陳建民さんのきょうの料理をテレビでみました。下茹でしてませんでした。昔の四川では石膏で豆腐を固めていたのでアク抜きのため茹でていたと聞きました。
豆腐の水で煮ると言ってました。日本ではそれでいいかもね。陳麻婆豆腐日本出店ののライセンスに下茹でがあるのかもしれませんね。