家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
やらなきゃならないことが山積みで
やらなきゃならないことも十分わかっているのに
なんだか集中力が続かないのは
ひょっとして歳のせい?
若いときは、なんであんなに頑張れたんですかねえ。
なかなか思うように進まない仕事に、
どうしたものかと、頭を抱えていたら
衝撃的な本に出合ってしまいました。
「のうだま」やる気の秘密 (上大岡トメ&池谷裕二著 幻冬舎)
池谷先生といえば著書「海馬」以来
とっても尊敬している脳学者の先生。
(私、先生のツイッターをフォローしています)
海馬という言葉を初めて知ったのも、先生の著書でした。
一方上大岡トメさんといえば「キッパリ」という著書で
日本中に、元気のポーズを浸透させた方。
かわいらしイラスト、私も大好きです。
そんな二人がタッグを組んで書かれている本があったなんて
もっと早く知りたかったわあ~。
この本によると
脳の中には、自分で意識できるところとできなところがあって
例えば、手や足などは、自分の意思で動かしているけれど
内臓とか、感情とかは自分の意識で動かしてやいない、無意識の領域にあるわけです。
その無意識の領域の中に、淡蒼球というのがあって
やる気になっているときは、その淡蒼球が活性化するのだそう。
やる気になったら、淡蒼球が活性化するということは
淡蒼球を活性化させることができたら、やる気が起こるということ。
でも、淡蒼球は無意識の領域の中にあるから
自分で活性化することはできない・・・・。
ところが、その淡蒼球を起動させるためのスイッチが4つあるらしい。
その4つのスイッチを、いかに起動させて
やる気を出させるかということが書かれているのが、この本で
楽しいから笑うのではなく
笑うから。楽しくなる…という理論と同じように
やる気が最初にあって、なんでもサクサクできるのではなく
やる気は自分で引き寄せるものなのだそう。
なるほどね~。
4つのスイッチの一つに報酬というのがあったので
とにかくやるべく仕事を終わらせたら
自分へのご褒美に映画を見に行こうと決めた。
早く終わらせないと、映画の上映期間が終わる。
そう思って、仕事をしたら、今日は思った以上に仕事が進む、進む。
今日は私、やる気を引き寄せたみたい。
やっぱり、池谷先生、すごいわ。
さてさて
今日も、しつこくお弁当の話を。
やる気をなくす原因の一つにマンネリがあるそうですが
お弁当とか、料理とかも、マンネリがじわじわ忍び寄ります、
マンネリにならないように、違うことをしてみるというのも
やる気を引き寄せるスイッチだそうですが
そういう意味では、朝のお弁当に関しては
自分で、勝手に、楽しみながらいろんなものにチャレンジしていることが
結果として、知らず知らずのうちにやる気スイッチをオンにしているのかも。
というわけで、今日はカボチャのパンケーキ弁当です、
このところ、目覚ましでいったん起きるものの
あまりの寒さに、もう一回布団にもぐりこんで、ついつい寝坊してしまう失敗を立て続けにやってしまい
自分でも、すっかり起きる地震がなくなってきて
今日は昨日のうちに、肉団子のスープは仕込んでおいたのです。
じゃがいも、ニンジン、玉ねぎを昆布と水をいっしょにひにかけ
沸騰したところに、肉団子を入れ、
肉団子の色が変わったら、ふたをして火を止めただけ。
余熱で野菜は柔らかくなるので、
朝、ここに野菜ジュースを入れ、塩、コショウ、しょうゆ、みりんで味を調えてれば出来上がり。
(ラップに粉チーズを包んで物を別添えにし、食べるときに好みでいれる)
これだと朝はあたため直して、スープジャーに入れるだけ
寝坊しても大丈夫。
でも、こんな時の方が案外寝坊しないものです、はい。
時間に余裕があったので、
かぼちゃとチーズの入ったパンケーキを添えてみました。
かぼちゃは、1センチくらいの暑さに切って、塩を振り、
少しの水で蒸し煮にしたものを、パンケーキの生地に入れ
(すぐに焼けば、暑いカボチャを入れても大丈夫です)
角切りにしたプロセスチーズも入れたものを
オリーブオイルを引いたフライパンに、スプーンで流しいれて焼いただけ。
ほんのり甘いパンケーキの生地に
塩味のかぼちゃと、チーズの塩気が、よく合います。
こういうパンケーキも、次はサツマイモを入れてみようとか
トウモロコシもいいなとか、
作りながら、そんなことを考えると、
また今度パンケーキをお弁当にするときは、どんなスープと合わせようか
また、どんどん楽しくなってくるのです。
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