家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
ここ数年
コロナにふりまわされて、生活が大きく変わりましたが
でも、
コロナとは関係ない部分で
変わっていった部分もたくさんあるんじゃないかなって考えてたら、
ちょうどそんなことを書いてある本に出会いました。
「ただしい暮らし、なんてなかった。」(大平一枝著 平凡社)
著者は
「東京の台所」「男と女の台所」などの本を書いておられる方で
これらは、私も大好きな本。
で、今回読んだ本は
そんな大平さんが駆け出しのライターから、独立して編集者になり
自分の本を書くようになった仕事人としての視点と
家庭の中で母として、妻としての生活人としての視点と
様々な角度から、暮らしというものをみて
昔と今とで、どんなふうに変わったかを書いた本です。
いやあ、ワカルワカルって思いながら読みました。
人それぞれ、忙しさやしんどさはそれぞれですが
仕事と家庭と子育てを同時進行してこなさなければならない時期というのは
いやあ、大変です。
あの頃に思っていたこと、
感じていたことを振り返ってみたら
とにかく必死で、まったく余裕がなかったし
少しでも、子育ても、家事もうまくやりたくて
でも、結局経験や知識がないから
どうしても空回りする部分はあるんですよね。
大平さんの場合は
家庭の中で、家族にうまく助けを求めて
みんなで暮らしを動かしていこうと努力されていた部分が
すごいなあって思いました。
私はというと
人に頼るのが下手な事と
実際頼る人もいなかったので
過労死寸前まで追い詰められ
今思い出しても、胸が苦しくなります
そういう意味では
大平さんは、母としても妻として、仕事人としても素晴らしい。
でもまあ、
私の場合、褒められるようなことは何もないけれど
逆に、反省ばっかりだからこそ
どうすればよかったのかと、深く内省することができ
今、この歳になって
簡単で美味しく、楽しく料理するという事に
真摯に向き合うことができていると思っています。
人間万事塞翁が馬。
いや、そんな大きな話ではなくても
台所の道具を少しずつ減らしていることや
食品の保存の仕方の変化
ごみ処理の仕方の変遷
布巾の種類や、洗ったものの片付け方
そんな小さなことまで入れたら
本当に、ずいぶん変化しています。
そういうことを、一つ一つ振り返ることで
これからの人生、どう生きていくのかが見えてくる気がしました。
コメント
こんにちは😄このコーナーに初めて📩します。
いつも、ユーチューブでの配信観て、コメントして、安い!早い!旨い!栄養👍楽しい😆(私のモットウでもある)を感じて、チャレンジしてますよ!
私の人生も結構波乱万丈!仕事、子育て、助けてくれた母を看て、今、想うと大変でしたね、でも当時は、感じない!そんなものですね。
いつも、前向きに大声で笑います✌
7人兄姉の末っ子の私は、子供の頃から、何でも一人でチャレンジ、こなしてたと、母が以前話してました😉
子供の頃、年が離れた兄達がつく、石臼のお餅つき→丸めて、途中で食べて😄
餡餅も、美味しかった!遠い想い出です。
5年前の左目の手術の後遺症?で、落ちかない見え方で、仕事も辞めて。
現在、子供達も独立、家族を持ち、私はおひとり様を、ささやかに楽しんで。
体の為にも、元々好きな運動に行き、時には、双眼鏡持ちで、見えにくいけど、コンサートに行き。
まだ、落ち着かない世の中ですが、変わりつつもあり。
又レシピ、楽しみにしています。
どうぞ、ご自愛下さいませ😊
生きていれば、誰でもいろいろありますよね。
島倉千代子ではないですが
人生いろいろです。
でも、振り返って、いろいろあったけど、まあまあこれでよかったな、
位の感じが最高だなって思っています。
みんなそれぞれの暮らしがあって、他の人と比べるのではなく、以前の自分、家族より、少しでもいいと思えることが大切だと思いました😊
本当に、その通りですね。
こんにちは
本当にそうなんです!
みんな違ってみんないい
じゃないですけど、人それぞれですからね
自分なりに頑張って、楽しんで、更に人に優しさを、あげれたら、素晴らしい
すね✨😄