でいりいおくじょのBLOG

2023.01.10

映画日記「アバター」

「アバター2」が劇場公開されているので

とりあえず、復習をかねて「アバター」を見ました。

 

アバターが公開されたのが2009年

あの時、とにかくすごく話題になって大人気でしたね。

 

何がすごいって

3Dの、あんなすごい映像は見たことがなかったので

ただただ、すご~~~~って感じでした。

 

で、今回改めて見直してみても

映像は確かに美しい。

 

けれど、今回、見直してみて、

あらためてアバターのすごさが分かって感じ。

 

今頃何を言っているんだって、言われるのを承知で書くんだけれど

 

いや、これって、逆転の発想なんですよね。

 

ほら、普通、こういう宇宙物って

地球に宇宙人がやってきて

宇宙人の侵略から地球を守る話だったり

宇宙人と、どうにかしてコミュニケーションをとろうとする話だったりだと思うんですよね。

 

ところが、

アバターの場合は

地球人が、パンドラという惑星を侵略しようとしているわけで

地球人がエイリアンなんですよ。

 

逆なんです。

それが面白い。

 

しかも、地球人の方が知能が上だと思っている。

 

地球人がパンドラに行く目的は、大きく3つに分かれているんです。

 

一つは、パンドラにあるレアメタルを手に入れるため

これが莫大な富になる。

 

惑星の先住民と戦いたい軍人たちもいる。

(おそらく、地球で人間どおしが戦うよりも大義名分が立つのかな)

 

そして、学術的研究のためにやってきているグループもある。

 

お金、権力、研究

 

3つ目的がある。

侵略か友好かって話で、この辺もすごく面白い

 

研究者グループは

アバターを作って、見た目を惑星住民と同じようにして

彼らの暮らしの中に、溶け込もうとする

この人たちは、友好グループね。

 

軍人グループは、とにかく攻撃して侵略したい

 

お金が欲しいグループは

友好でも、侵略でも、楽にレアメタルが手に入ればそれでよしって感じ。

 

友好グループの研究者はアバターになって

原住民と同じ容姿になって、仲間になろうとする。

 

一方、攻撃グループは、メカを操縦して攻撃する。

 

このアバターとメカが

エヴァンゲリオンと、ガンダムって感じで

なんか、その辺も面白かった。

 

最終的には、

もうめちゃめちゃになり

ギャー―――やめて―――って感じで

侵略はあかんーーーーー!!!て思う。

めちゃめちゃ思う。

 

でもね、

一つの命が死に、別の命が始まる。

 

映画の始まりが、そこから始まって

最後もそこで終わっていて

 

もやもやしつつも

それはそれでよかったのかもって思える終わり方でした。

 

公開されてから10年以上がたって

あの時は、あまり理解できていなかったことが

今、同じ映画を見て、

あの時にはわからなかったことが見え

いろんなことを感じることができ

そういうのも、また映画の面白さだなとあらためて思いました。

 

いやあ、アバター、おすすめです。

 

アバター

コメント

  1. ママデューク より:

    ネタばれ注意‼️
    「アバター」(監督ジェームズ・キャメロン)は公開当時映画館で3Dで観た作品です🎞️そこにいたかのような臨場感が楽しめてとても楽しかったのを覚えています🎞️ジェームズ・キャメロン監督、「ターミネーター2」の敵のターミネーターT1000型のCG映像、「タイタニック」のCGと豪華なセットでのタイタニック号沈没シーン、そしてこの「アバター」での3D映像と新しい映像表現の可能性を切り開いてきた大好きな監督です🎞️

    以下は「アバター」を公開当時映画館で観た時の感想です🎞️
    それでは良い映画を沢山観て良い人になって下さいね😉サヨナラ・サヨナラ・サヨナラ👋足立区一のお調子者f@

    「アバター」(監督:ジェームズ・キャメロン 162分)
    話の内容は、下半身不随で車椅子の元海兵隊員が、宇宙人のアバターにリンクすると密林は駆け回るわ、大空を怪獣を操って飛び回るわ大活躍する話。
    主人公がライオンみたいな怪獣に追いかけ回されるシーンが大迫力だった(追いかけられる側の視点と追う側の視点を交互に撮る事で3D映像だと迫力が増す「3D映像は臨場感があるから」。最後滝を飛び降りて逃げるシーン(落ちると滝つぼの水中シーンになる)も良かった。)
    馬みたいな怪獣に乗ったり、空飛ぶ怪獣に乗ったりする訓練シーンが面白かった(馬という乗り物・空飛ぶ怪獣での飛行シーンどちらも大画面の映画の題材にぴったりだった)
    空飛ぶ怪獣に乗っているとさらに大きな空飛ぶ怪獣に追われるシーンが大迫力だった(ここでも追う側・追われる側相互の視点が交互に入る。空での追跡劇は地上とは又違った大迫力だった)。
    恋人の部族が住んでいる巨大な樹が飛行機のミサイルで炎上しながら倒れていくシーンは大迫力だった(燃える巨木と倒れる樹の下で逃げ惑う部族の人々という感じのシーン)
    最後色々な部族が団結して地球人の軍隊と対決するシーンは大大大迫力でとても面白かった(馬みたいな怪獣・空飛ぶ怪獣・弓矢で攻撃する部族とロボット・デッカイ飛行艇とヘリコプター・機関銃と火炎放射器で攻撃する人間とのコントラストが面白かった。また次々と主人公の仲間が殺されていくなかで主人公達が形勢不利になった時に、自然の力(空飛ぶ怪獣の群れやサイみたいな怪獣の群れの突進など)が形勢を逆転させるという演出も基本的で面白かった)。
    最後、敵の大佐がしぶとく炎上して落下するデッカイ飛行艇からロボットに乗って脱出し、ライオンみたいな怪獣に乗った主人公の恋人と一騎打ちをするシーン、その後敵の大佐のロボットが今度は主人公と一騎打ちをするシーンの演出が面白かった(ライオンみたいなのはロボットがナイフで刺し殺し、主人公と一騎打ちをし敵の大佐はコックピットのガラス部分が壊され呼吸用のマスクをして闘い、主人公はアバターではなく本体が狙われて危うく死にそうになる、最後は主人公の恋人が死んだ父親の部族長の形見の弓矢で敵の大佐をやっつけ仇をとるという基本的な演出でかたをつけた所がとても面白かった)
    全般的に
    3D映像は臨場感が凄い。密林での弓矢の騎馬隊とロボット軍団・機関銃を持った兵士達との対決・空飛ぶ怪獣に乗った部族達とデッカイ飛行艇・ヘリコプター群の大空中戦は凄まじい迫力だった。
    演出も基本的だったし(主人公がデッカイ空飛ぶ怪獣を操る伝説の勇者になるとか高い所から落ちる訓練が最後の空中戦で役に立つ等前ふりが後にきちんと活きてきたり、最後は団体戦の後きちんと一騎打ちを用意したりする所など)、宇宙人の部族は精悍で魅力的だし、敵の大佐のしぶとさも良かったし、主人公の本体は下半身不随の障害者・アバターは密林を駆け回り怪獣を操って大空を駆け回る勇者というコントラストも良かったし、演出も登場人物もとても面白かった。
    最後はもののけ姫や風の谷のナウシカと異なり、きちんと部族側(自然を大事にする方)が勝つというハッピーエンディングなのもとても後味が良かった。
    3Dの大迫力の臨場感。映画としての基本的な演出を積み重ねた娯楽性。その二つが見事に合わさった21世紀にふさわしい近未来のアクション娯楽超大作だった。

    1. 奥薗壽子 より:

      アバターの感想、ありがとうございました。
      アバターは、今見ても、やっぱり映像が美しいですね~。

  2. みらこ より:

    前作は見ました。内容はよく理解できず映像だけが印象に残ってます。
    ところで「ムーンショット計画」なるものがあるのはご存じでしょうか?
    数年まえから政府が本気で着々と進めてます。

    ムーンショット計画とは、2050年までに身体や脳、空間や時間といったさまざまな制約から人々が解放された社会を実現すること。
    「イノベーションの起爆剤」「人々を魅了する野心的な目標」として設定されています。
    と内閣府のホームページにでかでかと載ってます。

    人間のアバターを本気で造るんです!
    マイナンバー登録で監視社会になり、徐々に身体の自由を奪われ、分身(アバター)だけが何かをやった気になるような、脳内だけの世界に突入でございます!
    国民のほとんどがこのことを知らないのも怖い。
    2050年は遠い未来でもない気がします。
    DSと言われてる人たちが、実現したいことは映画やドラマで少しずつ平民に教えてると聞いたことがあります。
    アバターもそんな映画なのかもしれませんね。
    映画の感想でなくごめんなさい。つい言わずにはいられなくなりました(笑)

    今年も美味しい奥薗流よろしくお願いします。

    1. 奥薗壽子 より:

      「ムーンショット計画」!?
      初めて知りました。教えて下さってありがとうございます。
      2050年って、もうすぐそこの話ですね。
      でももう、かつてのSFが、これから現実になっても、
      もはやおかしくないのかもです。

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