家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
先日、娘が見ていた「東京タラレバ娘」を何気なく見ていたら
早坂さんと倫子がどんな鍋を作ろうかと話しているシーンで
早坂さんが、「ピエンロー鍋、ごま油がおいしさの決め手」みたいなことを言っていて
柄にもなくキュンキュンしました。
鈴木亮平さん、ファンなんです。
あれからずーっと、気持ちはピエンロー鍋で
今日、やっと作りました。
早い話、白菜鍋です。
巷で言われている作り方は
干しシイタケをしっかり水につけてだしを取り、
そのだし汁で、鶏、豚肉、白菜を煮るようで
味付けは、しないとのこと。
それが正当な作り方なのか、どうか、わかりませんが
私の作り方はちょっと違います。
鍋に昆布と水を入れ(昆布はキッチンはさみで細く切ります)
干ししいたけは、2~3枚を乾いたまま手で砕いて入れちゃいます。
あらかじめつけておくほうが、おいしい山車が出るかとは思いますが
手で食た抱いて入れれば、すぐに火にかけても、いい味が出ます。
沸騰したら、一口大に切った鶏もも肉を入れるのですが
わたしは、鶏もも肉にしっかり塩をもみこんでから入れます。
この塩が、スープの味付けにもなります、
鶏肉の色が変わったら、
ざくきりにした白菜としめじを入れてふたをし、
再び沸騰したら火を弱めて5分、後は火を止めてそのまま20分くらい置き
余熱で火を通します。
ここ、余熱で火を通すことで、鶏肉がふっくら柔らかくなるし
スープも濁らず、鶏の臭みも出ず、うまみを十分引き出すことができるのです。
白菜がくたっとなったら、再び火にかけて、
沸騰したら豚肉を入れ
豚肉に火が通ったら、水に浸けておいた春雨を入れ
あとは全体に火が通ったら
ごま油を回しかけ、こしょうを振って出来上がり。
食べるときは、各自器に取ってからポン酢しょうゆとこしょうを好みでかけて。
余熱で火を通すのと、鶏肉にしっかり塩をしてから煮込む
この2つで、ワンランク上のピエンロー鍋になりますよ。
コメント