家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
今日は、国産春雨の勉強をさせてもらうために
三重県にある春雨工場を見学させていただき
その帰り、はまぐりを食べるために桑名で途中下車。
向かうは平和寿司
ちょうど一年前に、三重で講演があった時
お邪魔したことのあるお寿司屋さんで
焼きはまぐりや、はまぐり鍋を食べて、
あまりの美味しさに感動したお店です。
一年ぶりですが、
一歩お店に入った途端、アットホームな雰囲気にホッとし
なんか、帰ってきたわ~って感じのお店です。
まずは“のれそれ”から
アナゴの稚魚ですね。
かつては、桑名周辺でもとれたそう。
つるんとしたのど越しと、二杯酢の加減がいいですね。
続いては白エビのお刺身
小さいながら、ねっとりとした甘みは絶品です。
わさびをちょこっとつけて。
そしていよいよはまぐり
まずは焼きはまぐり
巣立ちをぎゅっと絞って食べると、濃厚な貝のうまみが口に広がります。
ホタルイカとタケノコのサラダ
ホタルイカとタケノコって考えてみたら出会いものですね。
そしていよいよ、お待ちかねのはまぐり鍋
ちょっと火にかけて、ぬるめのお風呂ぐらいになったところではまぐりを投入
一を開けたら素早く引き上げて食べる!!
う~~~~~ん、うま~~~~~~~い!!!!
ぷりぷりとした肉厚の身の食感と
中からあふれ出す、濃厚な貝のうまみ。
この食感とうまみは、他の貝の追従を許さない美味しさ。
濃厚にして淡白
そのうまみはしつこくなく、むしろ淡く消え去るのに
後からじわじわと余韻が残る。
はまぐりは、貝の中の王様といっても過言ではないですねえ。
この後、いろいろお寿司を握ってもらい
とどめは、はまぐりのお寿司。
甘いつめを塗ったはまぐりは、また別のおいしさです。
一時は絶滅の危機に瀕した桑名のはまぐりですが
今は、組合を作って、地域の皆さんで大事に守ってくださっているおかげで
こんな風においしくいただけるというのは、本当にありがたいことです。
来年もまたこの季節に
桑名ではまぐりが食べられますように。
コメント
先生、おはようございます。
たまりませんね~。
春だなぁ~。
四季のある日本に生まれて幸せですね。
思う存分、蛤食べてみたいです(^_^)。