でいりいおくじょのBLOG

2019.01.03

我が家のお雑煮

正月のお雑煮は京都風の白味噌雑煮!!

と書きたいところなのですが

毎年正月の最初のお雑煮はシンプルなおすましのお雑煮なんです。

 

なぜ、おすましなのかというと

ゆで豚のゆで汁を、お雑煮に使うからなんです。

 

毎年、おせち料理のためにゆで豚を作るんですが

そのゆで汁って、豚肉の旨みが溶けだしているので、とってもいいスープなんです。

 

お雑煮というと、昆布とカツオの和風だしというイメージですが

ゆで豚の煮汁のように、ちょっと肉の油が入ったような汁で食べるお餅って

本当においしいの。

 

それで、このゆで汁をお雑煮使うつもりで

豚肉を煮る時から、ゆで汁がおいしくなるように昆布も入れて煮ているの。

 

更に、豚肉を引き上げた後、かつお節を入れる!!

 

これね、沖縄料理からヒントをもらいました。

ほら、沖縄料理って、豚肉の旨みと昆布とかつおだしを合わせるでしょ?

 

これだけでも十分おいしいんだけれど

更に、鶏の醤油煮(これもおせち料理の一品)の煮汁を少し入れて

更にうま味をプラス。

ある時、これを思いついてやってみたら、すごくおいしくなって

以来、鶏の醤油煮も、おせち料理で必ず作っているので

ちょこっと隠し味に入れるのが定番になりました。

 

どんな味かというと

脂の少ない、あっさりめのラーメンスープみたいな味かな?

 

(スープが残った時な、これにラーメンを入れて

ゆで豚の醤油漬けをのせても食べることも!!)

 

でね、

スープは味付けまでしておいておけばおけば、

冷蔵庫で4~5日は保存できるので

お正月は、これを必要な分ずつ温め直して、

焼いたお餅と、三つ葉と柚子とおせちに入れるために作っておいたにんじんを飾って出来上がり。

 

シンプルだけれど、だしがおいしければそれだけで満足感はあるし

お腹が膨れすぎず、おせち料理もたくさん食べられるので

我が家では好評です。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

撮影に作ったのではなく

実際に食べているところで撮ったので

お餅がおいしそうに撮れなかった、ざんねーん・・。

コメント

  1. Yuri Muto より:

    奥薗先生

    はい、おかげ様で断捨離してスッキリ・ユッタリしたお正月を過ごすことができました….。奥薗先生レシピから私が学んだことは、「余分なものを削ぎ落とす」…この考え方は、断捨離の思想にも通じるものがあるのではないかと感じています。
    さてさてお雑煮….本当に美味しそうです…..エースコックのもちもちラーメン(カップ麺)を思い出しました(これ、かなり隠れたロングセラー商品らしいです)。意外とラーメンスープにお餅って合うのですね。以前はサッポロラーメンの味噌味にもお餅つきが出ていました。お雑煮と言えばついつい定番の昆布と鰹出汁で作ってしまいますが、こういうのも大アリなのだと思います。まだまだお餅があるので、是非やってみたいです!ありがとうございました。

    1. 奥薗壽子 より:

      サッポロラーメン味噌味にお餅がついていたんですか!!??へえ~~~~~。どんなのか見てみたかったわあ。
      日めくりレシピでは、近々、めちゃめちゃ簡単お雑煮を紹介する予定なので、楽しみにしておいてください。

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