家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
お勤めをしているわけではないので
お盆休みというのはありません。
これまでだと仕事に追われ
バタバタしている間に8月が終わる、というのがお決まりでした。
けれど、今年はYoutubeが週1になったことで
ゆっくりと過ごせています。
もともと出不精だし
行きたいところというと、美術館くらいしかなく
この時期は、暑いし人も多いので
家にこもって読書三昧です。
でもまあ、これまでだと
長編小説なんかを読んで
どっぷり、その世界に浸っているところなのですが
今年は、「読むと書く」のテキストになっている本や
そこで参考本として紹介されている本をひたすら読んでいて
けっこう、もういっぱいいっぱいになっていて
頭も、身体も、心も重たくなっておりまする。
この手の本は、
分かってもわからなくても、繰り返し読むことが大事だそうで
繰り返し読んでいるのですが
修行僧になった気分です。
少しずつ分かってきている気もするけれど
実際は、まったくわかっているはずもなく
唯一つ分かったことは
この手の本は、分かるとかわからないとか、そういう次元ではなく
そこから、どれだけ考えられるか
という事が大事なのだという事
でも、正直、考えられるようになっているとも思えん。
さらに言えば
知る事ではなく、知りたいという気持ちの方が大事だそう。
これも、もはや、知りたいのかどうなのかもわからなくなってくる。
本を読めば読むほど
体の中に、どよんした濃度の濃いものがたまっていって
だんだん、身動きが取れなくなる感じ
それでもなお、
この訳の分からない本を開き
訳の分からない言葉を読むのがやめられない。
正直、なんでこんな本を読んでいるのか
自分でもわかりません。
読んでも読んでも
増えているのは、分からない事だけです。
読むと書くは呼吸のようなものです
とは先生の言葉ですが
読めば読むほどわからない事が増え
ますます書けなくなっているから
この二つは、たしかに呼応している。
けど
それ、分からへんことで呼応しているだけなので
あかんやつです。
理解不能で、吐きそうになりつつ
それでも読むことも書くこともやめられない
なんか、もうどこかが変になっているとしか思えません
分からない分からないと思いながら
気持ちを切り替えて、
新しい料理を考えつつ
料理を作って食べると
ああ、料理ってなんて単純でわかり易く楽しい世界なんだろうと
しみじみ思ったりしています。
すき間から失礼しますぅ~~。
コメント
熱を出して寝込んでいます。オフィスでバタバタと倒れる人が続出で、きっと出張に行って戻ってきた営業マンがウイルスを持ち込んだんだ(笑)といわれのない責められかたをしています。主人は小心なもので離れた所で寝起きして安全を確保しています。とてものことにご飯を作る元気はないので主人に韓国レストランでスープとピビンバ(主人用)をピックアップするようお願いしたのに、持って帰ってきたのはタイレストランのエビ野菜炒飯でした。トム・ヤン・クンを思い出せないのか、わざわざタイレストランまで行って???
私の最後の晩餐がピザになるんじゃないかという危機感を感じます、ピザに恨みはないけれど。少し元気が出たら生姜の効いたあんかけうどんを自分で作ってすすります。先生も夏風邪に気を付けてください。
わぉ!!大丈夫ですか。
こちらでも、夏風邪流行っています。
しんどいですね。くれぐれも無理せず、ゆっくり休んでくださいね。
これはもう、安静に寝るのが一番ですから。
早く、よくなられますように。