でいりいおくじょのBLOG

2024.08.26

詩の講座 第5ターム最終回

今日は詩の講座です。

 

今回で6回目で、このタームの最終回で

さすがに、みなさん、めざましく成長されていて

 

提出された作品は、どれも本当に素晴らしかった。

 

私はと言うと

 

ここ数か月

毎日詩を書き写し、毎日詩を読み

声に出して読んだりし

 

また、先生の教え通り

一つの詩を一週間毎日じっくり読んでみる

それもきちんとやって

(結構、そういうところ真面目なんです)

それなりに努力はしたと思います。

 

でも

努力すればするほど書けなくなるという矛盾。

 

それで今回は、

何も考えず

がんばって詩を書こうともせず

思いついたことをそのまま言葉にして提出しました。

 

「詩は文学と哲学の源泉である」

 

という言葉を仕事机の前の壁に貼っているのですが

(何かの本で読んだ言葉)

 

これってどういう事だろう?って日々考えていて

 

何かにふっと心が動く

それが何なのかを考えるのが哲学だとしたら

 

そのふっと思い浮かんだ、そのままを書くのが詩なのではないか

 

そんなことを思うようになって

 

そんなことを考えているうちに

あれこれ考えることをやめて

思いついたまま

そのままの言葉を素直にただ書いてみたら

それは、果たして詩になるのだろうか?

 

そんな疑問が浮かんだのでした

 

そう思い始めると

とりあえずやってみるしかないと思い

そんな詩を提出したのでした。

 

その結果、分かったことは

それでは、どうやら詩にはならないみたい。

スタートラインの、まだ少し手前位な感じかな。

 

でも、これが詩でないのなら

一体何が詩なのだろう?

 

ますますわからなくなりました。

 

いや別に、詩になっていないと言われたわけではないので

勝手に詩になっていないのかも、って思っているだけなんだけど。

 

今回でこのタームが終わりで6回受講して

まだスタートラインにも立ってていない‥。

それが自分では、ちょっと悲しい気持ちになりました。

 

正直、私なんかがここに居るのは場違いだなと思うのだけれど

次のタームも申し込んでしまったから

あと6回は詩を書くことになりそうです。

 

たぶん、ここに出席されている大部分の方が

詩集を作ろうとされているんだと思うので

私とはレベルが全く違うわけで

 

本当に、私みたいなのが受講してすいませんって感じです。

 

ただ

詩は好きなのです。

 

最近は、特に詩を読んで、ああいいなあって思うことも多くなったから

読む方は、前よりも読めるようになったと思います。

 

もともと、書くより読む方が得意だから

詩は書けなくても

詩が読めるようになれば、

それだけでいいのかも‥‥そんなことも思って自分を納得させたりしています。

 

2024年8月25日詩

コメント

  1. 楽気 青都 より:

     奥薗先生の考察を拝見するだけで
    自分も、同じ空間に置かせてもらっている感じで、
    いろいろと考えてみたり、頭が真っ白になったり…とても楽しいです。有難いです。🌼
     詩の世界って、深淵で難しい…
    私には、居場所のない世界だと
    ずっと、決めていました。
    だけど、奥薗先生が、うんうん唸りながら
    吐きそうになりながらも
    ずっと、詩からはなれずに手放さずに
    そこに居続けておられることが
    その感覚が、私にはとても新鮮で。
    奥薗先生の詩歌への、真っ直ぐな想い
    とても伝わってきます。
    情熱を持てる、もち続けることは
    人間を活かすパワーそのものですよね。
      
     私は、井上ひさしさんが提唱された
    むずかしいことを、やさしく
    やさしいことを、ふかく
    ふかいことを、おもしろく

    この言葉が大好きなのですが、
    詩の世界にも、この概念は当てはまるのかな…
    と、いったところで、またまた
    ?となる…
    頭の中は、ぐるぐる🌀まわるばかりです
    ( ;∀;)(;ω;)トホホのホ~🐵

    今日も一日ご安全に🍀🍀 (*⌒∇⌒*)
                      合掌

    1. 奥薗壽子 より:

      井上ひさしさん、昔よく読みました。
      井上ひさしさんの戯曲が大好きです。

  2. ママデューク より:

    ボクも動画制作のB型作業所通うの苦痛になっています。
    新しい動画のアイデアが全く浮かばない。頭の中が空っぽ。
    でも動画編集ソフト「アドビプレミアムプロ」の操作は、最初の頃よりは慣れてきました。
    それだけでも良かったかなと感じています

    人を楽しませる笑わせるというのは凄い事なんだなぁと改めて感じています。
    楽しい事面白い事は大好きだし、お笑いのネタ見て楽しむのは好きだけれど、笑いを作り出すのは本当にタイヘンだと感じています

    でも自分で通い始めたB型作業所なので、今の所は通い続けたいとは感じています
    がんばっていきまっしょい
    それでは失礼致します🙇‍♂️足立区一のお調子者f@

    1. 奥薗壽子 より:

      私の通う教室で、先生がおっしゃっていたことなんだけれど
      身につくというのは、なかなか自分で自覚しにくいものらしく
      難しいな、できないなって思う事は、身に付き始めている証拠なんだとか。
      だって、全く何にもできないときは、難しいという事も、できないってことも分からなかったわけで
      面白いことを考えられる人ってすごいなあ、って思っている時点で
      面白いってことがわかっているわけだから
      (実際、ママデュークさんは面白ことをたくさん知っている!!)
      それはもう、それだけですごい事なんです。
      確実に、いろんなことがわかってきている!!すごい、すごい!!
      私も、心折れそうになることがあるけれど、難しいなって思った時がチャンスだと思って
      お互い頑張りましょ!!

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