でいりいおくじょのBLOG

2020.12.05

読書日記「決定力!正解を導く4つのプロセス」

先日読んだ本の中で

勝間さんが、おすすめされていたので読んでみました。

 

「決定力!正解を導く4つのプロセス」

(チップ・ハース,ダン・ハース著 千葉敏生訳 早川書房)

 

人はなぜ、意思決定できないのか

最善の方法を意思決定したつもりが、まったく違う結果になってしまうのはなぜか。

 

この本は、意思決定をするときに陥りやすい致命的な4つの罠と

その罠に引っかからないようにするためのプロセスを解説した本です。

 

4つの罠というのをざっくり書くと

 

  • 狭い視野でしか見ていないために、選択肢が限定されている
  • 自分に都合のいい情報を優先的に見ている
  • 一時的な感情に左右されている
  • 自分の予測に対しての過剰な自信

 

ということになります。

 

このそれぞれの罠について、具体的な例を引き合いに出して解説してあるので

どの話もすごくわかりやすく、

ああ、ここで判断ミスをしちゃったのね、ってところもよくわかるし

自分だったらどうするだろう、ここで違う判断ができるだろうかって考えることたでき

全ての話がためになりました。

 

これはすぐに実生活に役立ちます。

 

ここにトラップがあるというのを意識して、決断を下すのと

全く何の警戒もせず、予備知識もなく決断をするのとでは

起こりうる結果も違えば、起こってしまった後のリアクションも違う。

 

ボーっと生きていてはだめですね。

 

ここに書かれている失敗例

振り返ってみれば、

よく似たことを、ことごとくやってきたし

 

恥ずかしながら

もっと初歩的なミスもしてます、わたし

 

何かを決定しなければならない状況にある時

散々迷ってはいるものの

具体的になーんにも考えていなかったことにも、あらためて気づきました。

 

ああ、情けない‥、猛反省・・・・。

 

失敗を恐れては前に進めないけれど

失敗の可能性も含めて

できる限りの情報をまず手に入れ

複数の選択肢を準備。

 

まずはここからです。

 

この本、

さすがに全米でベストセラーになっただけのことはあります。

ものすごくいい本でした。

 

何かを決断するのって

仕事の事だけじゃなくて、

人間関係とか、物を買う買わないというような、日常生活の中で

繰り返し繰り返し直面することです。

 

この本に書かれていることは

知って判断するのと、知らずに判断するのでは

人生がまったく違う気がする、おおげさじゃなくて。

 

そういう意味で、

この本は、絶対読んだ方がいいです、おすすめ。

 

2020年12月4日読書

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