家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
ここ2、3日、時間が許す限り、
セキュリティシステムの刷新をマンション全体でやっていて、
当初インターフォンだけかと思ったら
各部屋のすべての窓と扉に取り付けてある防犯装置もつけかえると
最初はふーうん、と思ってたんだけと
よくよく考えてみると、
そうなると全部屋に工事の人が入るわけで
家じゅうの掃除!?
場合によってはベットを移動させないといけない!?
マージですか…。
私の仕事部屋は
仕事机とベットと、大小合わせて本棚が7本
加えて、本棚に入らない本が布製のボックスに雑然と入っていて
その数7個
更には、そこからもあふれている本の山があちこちに。
私は、基本的に仕事部屋でものを食べないので
(あたり目を食べるときは、リビングにPCをもっていって。
仕事部屋にあたり目の匂いが充満するのが嫌なもので)
散らかっているものは
資料だったり、打ち出したレシピだったり、
古い本の校正原稿だったり
とにかく、紙、紙、紙。
ごみといっても、紙ばっかりなので、それはちょっと救い
いらない本は捨てるかリサイクル。
とはいえ、それだけでも結構な量なので、時間はかかりますね。
本箱に入りきらない本。
ああ、悩むなあ。
でもまあ、なんとか、当初よりもぐっと量をへらした後は
ベットを移動させて、ベットの下を掃除。
ベットの下なんて、恥ずかしながら、この前いつ掃除したっけ?って感じ
こんな機会でもなかったら、今年も掃除しなかったな、たぶん。
最初は、なんでこんな年末の忙しい時期に・・・。
なんて、ちょっと思ったりしたんだけど
いざやってみると、普段掃除しないようなところまで
こんな早い時期に大掃除ができて
よかった、よかった。
なんだか、かなりいい気もちし。
ものがなくなると、この部屋、こんな広かったけ?って感じで
うれしくなってきます。
部屋の空気も、透明になったみたいだし。
ものが多いと、やっぱり空気もどよーんとしているんですね。
うん、なんかいいことありそう。よかった、よかった。
さてさて、今日のお弁当です。
今日は、鳥の照り焼き丼と、けんちん汁。」
鶏の照り焼きは、鶏むね肉です。
もも肉よりあっさりなので、私は胸肉で作る方が好き。
たれを絡めるけど、鶏にも下味をつけておくと、冷めても味がぼけません。
曾木切りにして、小麦粉をまぶして、両面こんがり焼き
あとは、醤油とみりん、そしてはちみつを少し
全体に絡めたら、火を止めて最後にワサビを混ぜるが私流です。
小さくちぎったノリをご飯にのせて、その上にたれごとたっぷり乗せれば出来上がり。
照り焼き丼だけだと、味が単調なので
そこに、かぶの大阪漬けを添えました。
大阪漬けというのは、株にもとはっぱを一緒に塩でもんだ即席漬けで
さっぱりさせるために、水けを絞った後梅肉を混ぜました。
けんちん汁は
煮干しと昆布の出して、大根、ニンジン、シメジ、ネギを煮ておいて
最後に豆腐を手で崩して入れます。
最初に豆腐を炒めて、そこに出しと野菜を加えて煮るのが一般的ですが
最後に、手で崩しながら豆腐を入れる方が
豆腐の柔らかさが生きるので、私は好きです。
仕上げに風味付けのごま油をたらすことで、
炒めたようなコクのある味になります。
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