でいりいおくじょのBLOG

2015.12.21

ミニハンバーガー&かぼちゃとトマトのスープ

とりあえず、仕事の山場は何とか超えたので

自分へのご褒美として、お芝居を見に行ってきました。
 

「レミング」

「レミング」というのは、

寺山修司さんが劇団天井桟敷でやっておられた芝居で

大学生だった私は、初めて見た瞬間から、

いまだかつてないほどの衝撃を受けた作品でした。
 

私が関西で見たその時期に

奇しくも寺山修司さんの訃報が入り

どうしても、もう一度「レミング」を見ておきたくて

空席のある劇場を探しまわってケットを手に入れ、見に行ったほどでした。
 

そんなわけで、あれから30年たっての再演ということで

どうしても、見に行きたかったのでした。
 

タロとジロの住む部屋の壁が突然消えるところから、物語は始まります。
 

壁が消えることで、隣人との境界線がなくなり

あらゆるものが、こっちの世界に張り込んでくる。
 

更には、現実と夢。事実を虚構、正気と狂気

あらゆるものの壁がなくなる。
 

壁がなくなれば、あらゆるものの境目がなくなるはずなのに

なくなったと思った瞬間に

なくなった世界を取り巻く壁が出現し

世界の果ては、どこまでも壁がたちふさがる
 

そもそも、壁とは何か。
 

見えない壁が消失した事で見えない壁が現れる。
都会という見えない壁の中で、増殖する個性のない膨大な数の人間。

その見えない壁をスイスイと駆け抜ける存在がある。
あれは、想いとか言葉とか、そういう類のものなのかな。

活字にすれば軽くなり、映像にすればすれ切れ、事実は腐る。
形のない想い、すぐに消えてしまう言葉、これだけは壁をする抜け、時代を超えられる。
ステレオタイプの言葉ではなく、あらゆるものを飛び越えて存在する言葉、言の葉、言霊

パンフレットに書かれたバベルの塔。
神の怒りをかって人々が違う言葉を話し始めたとき、

言葉は、はじめて広い世界に向けて解き放たれた。

わかったような事を書いてしまいましたが、
実際は、あまりにも難解でした。

けれど、難解すぎて
その言葉たちの発するエネルギーをもてあましているいっぽうで
20代のころとは違い、
 

今の私は幾つもの言葉を確実にキャッチして
それが私の中でしっかりと居場所を作り
いい意味で刺激的に増殖をはじめています。

 

 

バンズを半分に切るときは

上の方を薄く、下の方を若干厚めに切ると

食べるときに食べやすいですね。
 

温めなおしたハンバーグに

ケチャップとウスターソース、辛子、ほんの少しはちみつを加えて混ぜ

電子レンジにかけて煮詰めたものを、ハンバーグにからめます。

上にべたっと塗ると、食べたときにソースがはみだして、下にこぼれたりするので

全体にからめた方がいいと思ったのです。
 

バンズにはマヨネーズを塗って、

その上にハンバーグ、スライスのチェダーチーズをのせたら

サラダ菜をたっぷり挟み、楊枝で止められば出来上がり。
 

楊枝で突き刺さないと、全体がばらばらになってしまうので

ヤッパリ楊枝はほしいですね。
 

トマトは食べているときにずるっと落ちそうだし、汁も出るので、あえて挟みませんでした。
 

あとは、これをオーブンシートでハンバーガー屋さんみたいに包めば、おしまい。

ハンバーグセ作っておけば、ハンバーガーにするのは簡単です。
 

これに合わせるスープは

かぼちゃとトマトのスープ。
 

うまみは、ささみとソーセージです。
 

本当はベーコンを使おうと思ったんだけど

うっかり切らしていて、ささみをそぎ切りにして入れました。
 

ささみだけでも十分おいしいだしが出るんだけど

もう少し、脂のコクがほしかったのでソーセージの輪切りもプラス。
 

ささみとソーセージのダブルスープは、かなり濃厚なおいしさです。

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