家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
読むと書くの講座
去年の5月に初めて出席したときは
落ち込みまくって、号泣したのに
いつの間にか、平気になっています。
いったい何が私に起きているんだろう?
半年前に比べて
文章が飛躍的にうまくなったというわけではありません。
って言うか、
相変わらず、まったく思うようには書けていません。
でも、変わったとしたら
そういう自分を受け入れられるようになったことかな。
最初の頃は
上手く書こうとして、上手く書けない事に落ち込んだし
講義の内容を理解しようとして、分からなくて
理解できない自分に腹が立ちました。
でも、途中から理解するのをやめたんですよね。
だって、理解しようとすれば、
本を読んで知識を入れて、情報を整理して
自分の中に蓄える必要があるわけで
それを想うと、ここからやっても、永遠に追いつけないと思ったんです。
だから、考え方を変えたんです。
理解するのではなく、
何か一つでも、二つでも、おお~って思うことがあれば
それで良しとしようって。
そう割り切ったら、めちゃ楽です。
レジュメの文字を追うこともやめて
先生の言葉に全集中。
そして、心に残った言葉だけを持ち帰り
ゆっくりゆっくり反芻してみるんです。
そうすると、なんか感じるものが立ち現れて
それが、だんだん自分の中で形になって
それを言葉に変換して、課題のエッセイを書くという感じ。
上手い表現も、気の利いた言葉も、詩的な言い回しもできません。
だから、文章は相変わらずへたくそなんだけれど
上手い文章を書くより
きちんと自分で感じたことを、自分の言葉に変換できることの方が重要で
自分の言葉で自分らしく書けているところがあれば
それでいいと思えるようになったのです。
そういう風に思えるようになったのは
先生の話の中でそういう風なことが度々語られることで
影響を受けたという事もあります。
ですが、
教室でいろんな人と親しくなって話をするようになったことも
わたしにとっては、とても大きいです。
自分ひとりだと
考え方が凝り固まって
上手い文章を書いて評価されることを無意識で求めてしまう気がするんです。
人と話すことで
話の中から得ることがあるのはもちろんなのですが
いろんな人が
それぞれの事情を抱えながら一生懸命何かを学ぼうとしている
という事を知ったことが
ものすごく大きい気がしています。
人とつながることでしか
自分の殻は破れないのかもです。
そんなわけで、
相変わらず、ダメダメなんですが
たくさんのいい刺激をもらって
自分自身を育てているところです。
コメント
先生良かったですね♪苦しくても逃げずに向き合ったからこそわかったことなのですね。人とつながることでしか自分の殻は破れないのかもですという先生の言葉に、とても共感します。私も、本を読むのが好きで本の知識でわからないことが友人や職場の仲間とランチなどして楽しく話してる時に、会話の中で教えてもらうことがたくさんあります。人間は、影響し合っているんだなと思いました。
ごま餅とじゃがいもとひき肉のオムレツを少し前に作りました♪両方ともとても美味しかったです。美味しくて次の日も続けて作りました。いつも簡単で美味しいレシピを紹介して下さりありがとうございます。
コメントありがとうございます。
ホント、そうですね。
人とつながることで、人は生かされているとしみじみ感じます。
人と人とのつながりを、大切暮らしていきたいなと心から思います。