家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
今日は、待ちに待った美容院の日です。
自分の要望をきちんと伝えることが大事だと思って
昨日から、言うべきことを考えて、どんな風に言うかも練習して
いざ！！美容院へ！！
練習したかいもあり
私としては、一応、伝えたいことは伝えられた感じ。
そうしたら
美容師さんは
一応、私の言いたいことを全部聞いてくださって
言いたいことも、きちんとわかって下さって
でも、その上で
プロとして、それはお勧めできない
って。
言われたとおり、切る美容師もいるかもしれないけれど
自分は、それをすると、よけいひどいことになると思う
って。
なぜひどいことになるか、
髪の毛の性質や生え方など理論的に説明してもらい
正直、それは半分くらいしかわかりませんでした。
でも私は
ああ、この人は信頼できるなって思った。
プロとして、それはお勧めできない
っていう言葉の中に
私は、美容師としての誇りと、経験の深さを感じたのです。
その言葉を聞きながら
自分の料理研究家としての人生がオーバーラップしたんですよ。
大げさじゃなくて
料理も結構無茶振りされることが多くて
私も、いろんな経験をさせてもらったから
思い付きの無茶振りは、それはやっても上手くいきません
ってことが、経験としてわかるんですよね。
料理やらない人は、簡単に考えるんだけど
実際は、そんな風にうまくいかないのです。
それは理屈ではなく
繰り返し繰り返し経験しなければ分からない何か。
それを自分の中で確信に変えられるかどうか
失敗や後悔もその中にあり、
その上で確信となるまで経験して、
最終的にはその経験から自分を信じて行動できる人を、
私はプロと言う。
あんなこと、こんなこと
いろんなことを、その美容師さんの言葉を聞きながら一瞬にして思い出したんです。
だから、この美容師さんは信頼できるって思ったの。
信じてみようと思ったのでした。
人と人との信頼って理屈じゃないですよね。
この人を信頼できるかどうか
私が信じることができるのか、それだけ。
だから、今回も美容師さんを信じて、お任せで切ってもらいました。
もし、明日以降、やっぱり気に入らなかったとしても
来月また、それを伝えて、直してもらう
それでいいと思っています。
それこそが、信頼関係だと思う。
今回一番よかったのは
自分が思っていることをきちんと伝えられたこと
そして
美容師さんの方も、きちんとそれを受け止めて下さったこと。
言ってみれば、会話が成立したのです。
つまりは、ここから始まるんだなって思えた。
やっぱり、話すって大事ですね。
話して、分かり合う
そのために、ほんの少しの勇気も必要
そんなことも思いました。
ぼくももうすぐトリミング～～～
コメント