家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
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昨日は、エッセイ教室でした。
前回、時間切れになってしまった石垣りんさんの本
「朝のあかり」
に今回は触れてもらえました。
良かった～。
前回、講座の予習のために、しっかり読んでいったのですが
あれからまた一か月あったので
再度じっくり読むことができました。
どうやら、すっかり石垣りんさんの言葉に魅せられているようで
どれを読んでも
なんか、感じるものがあって
何回も読みたくなってくるのです。
自分がここに生まれてきた“生”というか“命”というか
そういうものに
納得いかない、なんとも言えない苛立ちを感じながらも
それを書くことで
自分が生まれてきた意味、
ここで生きている意味、
ここに存在している意味
のようなものを
探ろうとしている感じ。
答えはなくても
納得はいかなくても
言葉にすることで
自分の人生と、自分の今を
ぎゅっと抱きしめている、そんな感じ。
深いところで、自分自身の魂と向き合っている感じです。
生きるってことは
なんで？なんで？なんで？なんで？
って思う事の連続で
それを納得して生きるのは、なかなか難しい。
けれど、それをいったん言葉で引き受けることで
少しまあるくなるというか、少しだけ柔らかくなるというか
持ちこたえられるくらいのものになる。
詩を書いたり、エッセイを書いたりするってそういう事なのかな。
特に石垣りんさんの場合は
14歳で銀行に就職して
複雑な家族の問題、
働く女性の辛さ、厳しさ
結婚をせず、一人で暮らしていく現実、等等
現実は、厳しいことがたくさんあるなかで
常に自分の暮らしというものに軸足を置いて
そこから、見たり感じたりするものを丁寧に救い上げていくところに
すごく惹かれます。
リアルな暮らしを通過して現れる言葉は
それを通過せずに出てきた言葉とは明らかに違うものを帯びていて
それが、私の心にすごく響いているのだと思います。
特に今回の講座では
石垣りんさんのエッセイの中の
あるがままに生きたいと思いつつ
それが出来なくなっていく過程
できなくなっていく月日
という言葉が深く刺さり
何か、自分の人生と重なるところもあって
涙ぐみました。
いつかやろうと思う事は、とりあえず置いておいて
いましかできない事をやらねば
そう思いました。
今、自分がやるべきことは何なのか
自分の中ではわかっている・・・
言葉にできないけれど、分かっている
それを、やらねば、
これから先、できなくなっていく月日が無駄に流れ
後は恋焦がれるような
切なさと後悔の中で、残りの人生を過ごすことになる
そんなことも思いました。
コメント
こんばんは😃🌃 人生なんて まばたきするような感じで あっという間 過ぎ去って来て振り返ると…
経験と感動 な～～んにもない平坦な方がいいと思われるけど 魂の成長には、人は人としか磨かれない
傷ついたり、転んだり 行き詰まったり、痛みを知るから人の痛みがわかる
いまのこの平和という日々を噛み締めながら 生きる
当たり前など何一つない まずは、健康な身体を保つ
人に優しく尽くすには、健康な身体も大事だもん
先生のメニューは、粉末の出汁し等々使わなくて 凄く好きです。
毎日のメニューは、先生のレシピです。
先生に感謝、自然の食材のレシピ 毎日感謝してます。
せんせーーい！！！
今夜もリピートよーーん♥
うれしいコメント、ありがとうございます。
おっしゃる通り、人生は短く、あっという間
自分にも優しく、人にも優しく
人にやさしくするには、健康な体と心が必要です。
だから、毎日、美味しく食べて、元気に過ごさなくっちゃです。
ホントホント、やっぱそこに、行きつくね～～
大阪で一人暮らしをしている母に石垣りんさんの詩集を送ろうと思います。おいもと豆とかぼちゃで命を繋いだ世代の一人である母は文学のぶの字も勉強していません。でも、石垣りんさんの詩ならきっと理解できるはずです。
石垣りんさんの詩とエッセイ、どちらもいいです。
常に、生活と自分の人生に軸足があって
そこから目をそらさないところに、石垣りんさんのすごさがあるように思います。
詩もお好きなのですよね😊料理だけでなく、色々なことを知っていて、先生は深いですねぇ😊👏
外と室内の気温差で、身体がかなりやられております。先生もご自愛くださいね。
今から晩御飯〜腰が重いですが〜とりかかります〜笑
とりあえずパプリカの和風ピクルスは作ったので、あとは塩さば焼いて、万能塩揉みキャベツ使って味噌汁作りますー✊余力があれば大根もおろしたいところですー😺
本を読んだり、文章を書いたりすることが好きなんだと思います。
パプリカピクルス、作って下さってありがとうございます。
近所のスーパーで、パプリカ代わりと安く手に入るので
私もしょっちゅう作っています。美味しいですよね～。
塩サバとキャベツの味噌汁！！
めちゃヘルシーで、美味しそうです。そういうのがほっこりできますね～～。
石垣りんさんのエッセイ、早速、読み始めました。先生がおっしゃるように「答えはなくても納得はいかなくても言葉にすることで、自分の人生と、自分の今をぎゅっと抱きしめている、そんな感じ。」というのが伝わってきました。
私は、今、やっと自分はこのままでいい。他人ではなく、自分のご機嫌を自分がとってあげたい。もっと私自身を可愛がってあげたいと
切に思えるように、還暦間近になってなりました。遅いなぁ〜、今ごろ〜？でも、どうやって自分をギュッと抱きしめれば良いのかわからないです。
ずっと人に気を使ってきたから。でも、本当に生き方が下手だったんだなと思います。
でも、これからは心と身体の健康のため、基本の3つ、運動、睡眠、食事を大切にしたいと思います。
食事に関しては、先生の料理を、信者のようにリピリピリピートで、作って食べているのでこれはバッチリです。
トマトと豚肉の生姜炒め、はまりました。飽きませんね。
これからも先生のお料理、楽しみにしています。
石垣りんさんの詩、読んでくださってうれしいです。
私もこの歳にならないとわからない事がたくさんあり、
この歳になって、ようやく分かり始めたこともあり、
でも、それが私にとって、分かるタイミングなのだと思っています。
運動、睡眠、食事
この3つの大切さをきちんと実感し始めたのも、最近かもしれません。
人それぞれ、そのタイミングでいいのではと思っています。