家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
明日大阪でイベントがあるので
今日は、前乗りして、高校時代の友達と会うことにしました。
ご飯を食べに向かったのは
京都にあるフレンチレストラン、ルレ・ヴェルダン
実は、ここ、高校時代の友人がやっているお店で
今日会う友達とも仲が良く、結構よく食べに行っているお店らしく
連れて行ってほしいと私が頼んだのでした。
高校時代は、毎日アホなことばっかりやっていて
人生をふりかえっても、楽しかったなあと思える時間で
こんな風にあの頃の友達と会うと、やっぱり楽しかったあのころの気持ちがよみがえりますね。
それだけでうれしくて楽しい。
さて、料理ですが
まずは、レバーのパテのカナッペ
パテを塗ってカリッと焼いたカナッペは
サクサク食感が心地よく、レバーは臭みが全くなく優しい味。
う~ん、おいし~!!
次は前菜盛り合わせ
キッシュに、クスクスお刺身のマリネ乗せ、サラダには生ハムとフォアグラ
盛り付けも素晴らしくきれいだけれど、一つ一つ料理がものすごく丁寧で
キッシュは熱々で、コクがあるのにサクッと軽く、
くすくすと小さく切ったお刺身のハーモニーが素晴らしい
サラダに至っては、言わずもがな。ドレッシングの酸味が食欲を刺激し
次の料理への期待が高まります。
次はフォアグラのソテー
外はかりっと香ばしく、中はとろりとしたレアで
甘くて濃厚なソースも素晴らしい。
かぼちゃのポタージュ
かぼちゃの甘み
最後に回しかけたオリーブオイルの香りのいいこと。
メイン料理は、魚、肉(鴨、豚、牛)の中から
私は鴨をチョイス
今年の正月に鴨ロースを作って以来鴨にはまっていて
メニューにあれば、かなりの確率で注文しちゃう。
かかっているのはブルーベリーのソース
鴨には、甘酸っぱい味が合いますねえ。
臭みがなく、やわらかく、油っぽくなく、めちゃめちゃおいしい~。
さらに、付け合わせの野菜も一つ一つが丁寧で
根セロリのピューレや、マッシュポテトのグリル 人参のグラッセはかすかなオレンジの風味。ブロッコリー、インゲン。
そしてデザート
どれもすべておいしいけど
ライチとイチゴのパンナコッタにバラのジャムのソースかかっているのは
何とも言えず、バラの香りがよくて、
うっとりするようなおいしさでした。
どの料理も、一つ一つすべて繊細でまじめで、誠実でやさしくて
高校時代には、そんな風に一面を、あまり意識したことはなかったけれど
それはおそらく、彼の中にあった隠れた人格で
実は、こういう優しくて、まじめで誠実な人だったんだなということがわかって
改めてうれしくなった私でした。
ルレ・ヴェルダン
友人だから宣伝するのではなく
本当に、本当においしくてコスパもめちゃめちゃいいので
京都にいかれれたときは、ぜひぜひお立ち寄りください。
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