でいりいおくじょのBLOG

2012.02.16

松露とかりがね

松露っていうお菓子を知っていますか?

松露って元々は高級なきのこなんだけど
そのきのこの形を模して作った小さなお菓子があって
それが松露。
 
京都の友人にもらいました。
 
京都では
ちょっとしたお茶の時に普通に出てくるお菓子で
私も子供の頃から、よく食べていました。
 
実は、この松露発祥の和菓子屋さん
京都では有名な老舗ですが
小学校からの同級生の家で
 
その同級生が今は、きちんとそのお店を継いでいるのだとか
 
久しぶりにあった友人から
そんな情報を聞きつつ
改めて松露を手にとって見ると
なんだか、大切に味わって食べなくちゃと思えてきます。
 
松露というのは、
あんこに蜜をかけて固めたもので
外のみつがカリッとしていて、中がなんともいえずしっとりとして
甘いんだけどすごく上品で
うずらの卵を一回り小さくしたくらいの大きさなんだけれど
しっかりと存在感があって
 
やっぱり京都のお菓子はいいな~
(京都人なので、京都びいきなのはお許し下さい)
としみじみ思えるようなお菓子です。
 
こういうお菓子を食べるには
やっぱりきちんとお茶を入れなくちゃとおもい
 
かりがねを丁寧に入れて見ました。
 
かりがねはお茶の茎の部分を使ったお茶で
玉露ほど値段が高くないのに
甘みやかおりは、玉露に匹敵するほど美味しく
 
お茶が大好きだった私の父が
昔から気に入って飲んでいたお茶で
私も、普段はかりがね派です。
 
ちょっと濃いめに入れたかりがねと
京都の松露と
 
ゆっくり、ゆっくり味わってみる
なんとも贅沢な時間です。

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