でいりいおくじょのBLOG

2015.09.03

モロヘイヤの炒め物

残暑を通り過ぎ、いっきに寒くなったかと思うと

またいっきに蒸し暑くなったり。

今年は、本当に変な気候ですね。

この温度変化に体がついていけなくて

体調を崩しやすくなっています。

こういう時は、あたりまえのことですが、やっぱりきちんと食べて

栄養補給もし、

腸内環境も整えて、免疫力も上げて

自分の体は自分で守るしかありません。
 

そこで、今日はモロヘイヤを料理してみました。
 

私はこういう時期には、色の濃い野菜を意識して食べるようにしています。
 

色が濃い野菜は

ベータカロテンや、ビタミンC、葉酸など、体の調子を整えるのに役立つビタミンをバランスよく含んでいるものが多いですし、

野菜をたっぷり食べることで、食物繊維もしっかりとれるので

腸内環境もいい状態に保つのにもいいと思うのです。
 

中でもモロヘイヤは、今が旬。

値段も安い、手に入りやすいし、

ねばねば成分がい腸の粘膜を保護してくれるから

ちょっとお疲れ気味のおなかにもいいですね。

もちろん、ビタミン、ミネラル、食物繊維の含有量はいずれもトップクラス。
 

ところが、モロヘイヤというと、

葉っぱだけをちぎって下茹でし、たたいてトロトロにして

スープにするとか、和え物にするとか、

そういうイメージが強いですね。
 

もちろん、そういうのもおいしいとは思うのですが

私は、炒めものにするのが一番好きです。
 

今日はニンニクと唐辛子をきかせて、

豚肉と一緒にエスニック風の味付けで炒めてみました。

モロヘイヤは、おひたしなどにするときは、葉っぱだけをゆでたりしますが

炒め物のときは、軸も一緒に炒めれば、おいしく食べられます。
 

なので、全体をザクザクときって

軸の方と、葉っぱのほうに分けておきます。
 

炒め物の場合、下茹でなしです。
 

豚肉、にんにく、唐辛子を炒めたところに

軸の部分を入れて、先に炒めるんです。

軸は水も出ないので、かたそうなときはじっくり炒めるといいですよ。
 

で、私は、モロヘイヤと玉ねぎの組み合わせが好きなので

ここに薄切りにした玉ねぎも入れてさっと炒め
 

玉ねぎに火が通ったら。葉っぱの部分を入れます。

葉っぱは炒めすぎない方がおいしいので、ここからは手早く。
 

葉っぱが少ししんなりしたら、

調味料を入れ、さっと全体にからめたら出来上がり。
 

今日は、しょうゆとオイスターソースで味付けました。
 

下茹でなしで、手早く炒めると

モロヘイヤのクセが全くなくなり

普通の青菜の野菜炒めみたいな感じで食べられるのがいいところです。
 

口の中に入れると、かすかにねばねばは感じますが

ゆでたみたいなねばねばは全くないので、むしろさっぱり食べやすいと思います。
 

さらに言うとですね

ゆでる手間がなくて簡単なだけでなく

この方が、水溶性のビタミンが流れ出ないので

効率よく栄養も取れるし

油と一緒に食べることで、ベータカロテンなどは吸収もよくなるのです。
 

おいしく、賢く、モリモリ食べる!!
 

ここを元気に過ごせたら、

きっと今年後半、ずーっと元気に過ごせるような気がします。
 

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