家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
今日は大阪でクッキングイベントです。
ショウルームがリニューアルオープンするということで
それのオープニングイベントです。
たくさんの方が来てくださって、にぎやかなイベントとなりました。
こういうイベントは、たくさん人が来てくださって
喜んで帰っていただくというのが、一番うれしく
やりがいを感じる瞬間ですので
本当に良かったです。
さて、今日はそのあと、またもや高校の時の友人(昨日とは違う)と会うことに。
50代にやっておくべきことはいろいろあると思いますが
長く、年賀状だけのやり取りになっていた友人と、実際に会う。
これ、絶対やるべきことだと思う。
生まれ育った場所でずーっと暮らしている場合はともかく
私のように、地元から離れている場合は
体力、気力が十分あるうちに、
地元の友人に会いに行かないと、
いつかいつかと思っているうちに、
もう、会いに行く元気もなくなっている、ってことあるからね。
今日会った友人は、なんと19年ぶり。
でも、待ち合わせに現れた時はすぐにわかったし
話をし始めたら、すぐにあの頃に戻れたし
こういう時間、本当に大切ですね。
19年間の話をゆっくりしたいと思い
食事に選んだのは静かに話ができる
京都の、御所雲月です。
京都はまだまだ桜のつぼみは固いのですが
お料理のほうはお花見をイメージしたなるらしいコースでした。
ぼんぼりの形の器に入っているのは、タケノコの木の芽和え
桜の枝が添えられて
お花見気分が高まります。
お刺身は、ヒラメ、シマアジ、イカ
さっとゆでたうるいが、春の気配を盛り上げます。
桜の葉の中は干しシイタケのお寿司
木の芽田楽、菜の花の昆布〆
卵と桜の花ビラに見立てたユリ根
目でも舌でも楽しめる一皿
鰆の西京焼き
春の山菜の天ぷら
これ以外にも、おいしい料理がたくさん並び
最後は、名物鯛そぼろのご飯
果物とわらび餅
大満足のラインナップでした。
さて友人との話の方は
話を始めると、時間があっという間に立ってしまい
気持ちはすっかり高校生に戻り
話しても、話してもまだまだ話したりません。
でも、話したりないほうが、
また、次に会うための理由にもなり、楽しみにもなるのでいいんです。
10代のころの友人に、50代になって会うって、いいもんです。
この2日間は、本当に夢のようないい時間でした。
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