でいりいおくじょのBLOG

2015.10.16

ささみの梅照り焼き弁当

お弁当にまつわる思い出というのは

人ぞれぞれ、何らかの形でもっているものではないでしょうか。

私は、母が料理が苦手だったので

中学生のころから、できる限り自分でお弁当を作っていましたが

それでも、それなりに思い出はあります。

中学生の頃って

お友達どおして机をくっつけてお弁当を食べるので

お互いのお弁当がまる見え。

おいしそうなお弁当を持ってきている子は堂々とふたを開け

そうでもないお弁当を持ってきている子は、ちょっと隠すようにしてふたを開けたりするのも

今では、懐かしい思い出です。

(もちろん、私は隠す派)
 

母の作るお弁当で強烈だったのは

前日の残り物みたいなのを適当に詰めたところに

(たぶん、それだけだと隙間が空いたんだと思われる)

厚切りにした、サラミソーセージがバカバカバカっと入っていた。
 

サラミソーセージって、普通薄切りにして食べるものであって

あんなの厚切りにしてかじるって、めちゃ食べにくいし

大体、サラミって、ご飯のおかずではなく酒の肴やし。
 

そもそも、サラミソーセージって、ウイナーソーセージとは違うし。
 

友達の中に

いつも、おいしそうなだし巻き卵が入っている子がいて

「うちのお母さんの卵焼きは、世界一おいしい」といつも言っていて

確かに、その卵焼きが、ふんわり柔らかそうで、見るからにおいしそうでおいしそうで

あんまりおいしそうなので、一度食べさせてもらったこともあるんですけど

本当に、めちゃめちゃおいしかった。
 

ああ、いいなあ~。

あんな卵焼きの入っているお弁当を、毎日持ってこれるなんて~。

私の母は、当然のことながら、卵焼きが作れなかった。
 

うらやましくて、うらやましてく

吐きそうになるほどうらやましくて

で、自分で作ろうと思ったんだけど

あの当時の私には、あんなふうにはなかなか作れなくて。
 

いつか、私が家族にお弁当を作るようになったら

とびきりおいしい卵焼きの入ったお弁当を毎日作るぞー!!

と、ひそかに心に誓ったのでした。
 

そんなわけで、卵焼きは、私にとっては特別なもので
 

子供たちが幼稚園、高校、大学

お弁当を持っていくときは、お決まりのように卵焼きを作ってきて

今、社会人になった娘にも

やっぱり、卵焼き入りのお弁当を作り続けています。
 

お弁当って、

ふたを開けて食べる時においしいっていうことはもちろん大事だけれど

思い出の中でおいしさが増していく料理だと思うんですね。
 

私もいつか、お弁当作りを卒業して

もう作る人も、作る必要もなくなる時が来るだろうし

私自身がいなくなる時も来る。
 

そんなとき、

お母さんのお弁当って、いつも卵焼きが入ってたよね。

どんなおかずの時でも、絶対卵焼きはあったよね

あの卵焼き、もう一度食べたいな~。
 

なんて、家族が言ってくれることを、願っているのです。
 

ワンパターンでも、マンネリでも

思い出の中に残るお弁当が作れたら

それこそが、お弁当を作ったかいがあったってことじゃないですかね。
 

とにかく作り続ければ

思い出の中で、お弁当は燦然と輝き始める瞬間がある。
 

そんなことを思って、今日もせっせとお弁当、作りました。
 

今日のお弁当は
 

ささみの梅照り焼き

大根と人参の甘酢漬け

小松菜と油揚げのしょうが炒め

金時豆の甘煮

“卵焼き”
 

ささみの梅照り焼きは

そぎきりにしてささみに小麦粉をまぶし

梅肉、みりん、しょうゆ少々を混ぜたたれをからめます。

醤油少なめ、梅肉多めにすると、

ごはんに合う、さっぱり味に仕上がります。
 

大根と人参は、さっと炒めてから甘酢につけると

短時間で味が入ります。

もちろん、作り置きもOKです。
 

小松菜と油揚げのしょうが炒めは

小松菜、油揚げ、しょうがをさっと炒め

薄口しょうゆを回しかけ、鰹節を混ぜたもの

ほかのおかずが甘い味付けなので

これは、きりっとしょうゆ味で。
 

金時豆の甘煮は

市販品を上手に利用するのも手ですが

自分で煮ると、甘みも好みで加減できるのがいいところです。

隠し味に、お味噌を少し入れて

甘じょっぱくすると、お惣菜風の味になり、ご飯にもあいます。

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